普段何気なく使っているシャンプーですが、その種類をきちんと理解して選んでいますか?
- ボトルデザインが可愛かったから買って使ってる!
- 友達が使ってて良さそうだったから、私も真似してみた!
こんな風にシャンプー選びをしている方が多いのではないでしょうか。
「良いシャンプーのはずなのに、イマイチ髪がキレイにならない・・・。」こう思っている方も多いのでは?
自分の髪質に合ったシャンプーをきちんと選ぶ事で、いままででは考えられないハリコシのあるうる艶髪になれるかもしれません!
今回はシャンプー選びの基本として、シャンプーの種類と、髪の悩み別シャンプーの選び方をご紹介します!


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シャンプーの役割について

普段何気なく使っているシャンプー。シャンプーの本来の役割は、
“髪や頭皮に付着した皮脂や汚れを落とす”というものです。
頭皮の毛穴詰まりを落とす事で、抜け毛や薄毛の原因にならないようにしているんです。
そのほかにも、
- シャンプーをしながら頭皮に刺激を与えることで、頭皮をマッサージ
- その効果で頭皮の血行が促進され、髪に栄養がしっかりと行き届くように
- 髪の汚れを落とす事で、リラックス効果がある
といった風に、シャンプーをすることは頭皮と髪にとって良い事ずくめ!
シャンプーを選ぶ時に重要なのは、自分の髪質と頭皮を理解して、どんな髪にしていきたいかを考えてみることです。

シャンプーの種類について│大きく分けると3種類のシャンプー

シャンプーには多くの種類がありますが、とりあえず紹介する3つの種類のシャンプーを知っていればOKです!
- 高級アルコール系シャンプー
- アミノ酸系シャンプー
- 石けん系シャンプー
この3つ違いは、界面活性剤(洗浄成分)です。
シャンプーの中身は、
- 約70%は水
- 約20%が界面活性剤
- 残りの約10%にコンディショニング成分(シリコンや添加物など)
が詰め込まれています。
つまり、シャンプーの種類は界面活性剤(洗浄成分)によって決まります。
まずはその3種類のシャンプーから!
高級アルコール系シャンプー
最も代表的な種類で、一般的に市販されているシャンプーは大体高級アルコール系シャンプーです。
この場合の高級は「高価」という意味ではなく、「分子が大きい」という意味。
石油由来の界面活性剤(洗浄成分)を使用しており、強い洗浄力と値段が安いことが特徴です。
皮脂が多い方や、整髪量をたくさん使う人は高級アルコール系のシャンプーが向いています。
頭皮には適度な皮脂があり、これがバリアとして日中の紫外線等から守ってくれています。
洗浄力が強すぎるせいで、頭皮に必要な皮脂まで落としすぎてしまう事が、このシャンプーのデメリットです。

アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーは、洗浄成分である界面活性剤の成分にアミノ酸を使用しているシャンプーです。
アミノ酸は人体を構成するたんぱく質の主成分で、髪や頭皮によく馴染み、頭皮に優しく刺激が少ないことが特徴になります。
アミノ酸が髪に浸透していくことから、保湿効果が高く、しっとりとした洗い上がりになることも特徴です。
高級アルコール系とは反対に洗浄力が高くないので、しっかりとヘアケアをしてあげる必要があります。
また、価格が少し高めになってしまうこともデメリットです。
石鹸シャンプー
石鹸系シャンプーは、天然由来の成分で作られている事から、敏感肌の人やアレルギー体質の人にオススメの安全性が高いシャンプーです。
洗浄力に優れており価格も安いのですが、石鹸がアルカリ性なので、弱酸性の頭皮や髪をキシキシさせたり、ごわつかせたりなどの問題があります。
特に向いているのは男性や、脂が出やすい方などに向いています。
髪がかなりギシギシなってしまう場合があるので、注意が必要です。


ノンシリコンシャンプーのシリコンシャンプーの違いは?

ノンシリコンシャンプーと聞くと、シリコンは悪?って思うかもしれませんが、シリコンは決して髪に悪い成分ではありません。
シリコンがシャンプーに配合されていると、髪に光沢が生まれて指通りが良くなったり、ドライヤーの熱や紫外線から守ってくれたりする効果があります。
市販のシャンプー各社は刺激の強い安価な洗浄成分(高級アルコール系シャンプー)を使用したときに生じる髪の手触りの悪さを、シリコンを一緒に配合する事でクリアしてきました。
今ではシリコンが配合されている事で生じるデメリットも分かっているので、自分の髪質に合わせて選択してみてください!
- 髪を保護してくれる
- 髪にツヤが生まれる
- 指通りと手触りの良い髪に
シリコンのデメリット
- コーティングがヘアカラーやパーマの邪魔をする
- 髪がベタつきやすい
- かゆみの原因になることも
- 髪が軽くなってボリュームが生まれる
- パーマやカラーが入れやすく、長持ちしやすくなる
- サラサラの洗い上がり
ノンシリコンのデメリット
- 髪が熱や紫外線に弱くなる
- キューティクルの補修・保護が必須
- 絡まりやすくなる
シリコン入りにも、ノンシリコンシャンプーにもそれぞれメリットとデメリットがあります。
自分の髪質に合わせて、ベストなシャンプーを選ぶことが大切です!
女性におすすめのノンシリコンシャンプー比較ランキングもまとめました。
市販で購入できるシャンプーの種類


高級アルコール系シャンプー
市販で購入することができる高級アルコール系シャンプーは、以下のようなものがあります。
P&G|パンテーン エクストラダメージケア シャンプー&トリートメントコンディショナー

KAO│メリットシャンプー
LUX(ラックス)│スーパーリッチシャインモイスチャー


アミノ酸系シャンプー
KOSE(コーセー)│ジュレーム アミノ ノンシリコンシャンプーアミノ酸ケア

Kracie(クラシエ)│いち髪
第一三共ヘルスケア│ミノン 薬用ヘアシャンプー

石けん系シャンプー
シャボン玉 無添加せっけんシャンプー


シャンプーを洗浄成分や効果で比較
※表はスクロールで見ることができます
高級アルコール系 | アミノ酸系 | 石けん系 | |
---|---|---|---|
画像 | ![]() |
![]() |
![]() |
洗浄力 | 強め | マイルド | 強め |
洗浄成分 |
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刺激 | 刺激強め | 低刺激 | 刺激強め |
洗い上がり | サラサラ、スッキリ | しっとり | スッキリ、ごわごわ |
価格 | 安い | 高価 | 安め |
相性のいい人 |
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”オーガニック”や”ボタニカル”と言われるシャンプーについて

オーガニックシャンプーや、ボタニカルシャンプーとは、植物由来の成分のみを使用しているシャンプーのことです。
自然派志向の高まりもあってか、インテリアと共に成分も「植物由来」にこだわったシャンプーが流行った事で、出来たみたいですね。
界面活性剤も優しいものが使われていることが多いので、洗い上がりは軽めです。
肌に優しいので、フケやかゆみといった頭皮トラブルを抱えている人、敏感肌に悩んでいる人などには特にこのオーガニックやボタニカルはオススメ!
とはいえ、シャンプー選びで最も重要なのは界面活性剤(洗浄成分)選びです。
次に説明するノンシリコンタイプなどもありますが、あくまで重要なのは洗浄成分ということを忘れないで!

自分の髪質や頭皮環境に合った洗浄成分が配合されたシャンプーを選ぼう

昔とは違い、色々な種類が出てきたシャンプー!
こんなにたくさんあると、どれを選んでいいか分からなくなりますね。
まずは自分の髪と頭皮の状態を確認する事が大切です。
シャンプーに配合されている洗浄成分によって、特徴は様々あります。
あなたは、髪をどんな風にしていきたいですか?
- ヘアカラーのダメージや髪のパサつきを抑えたい
- クセ毛を抑えて、しっとりまとまりのある髪に
- 薄くて細い髪の毛にハリを出してボリュームアップ
- フケやかゆみ、抜け毛などの頭皮をエイジングしたい
あなたの頭皮・髪質に合った1本を一緒に見つけていきましょう!
女性にオススメのシャンプーランキングについては、下から見てみてください。
- シャンプーは大きく分けると、高級アルコール系・アミノ酸系・石けん系シャンプーの3種類
- 決め手は界面活性剤(洗浄成分)
- その中に自然派のオーガニックや、シリコンを使わないノンシリコンタイプなどがある
- 自分の髪質と悩みに合ったシャンプーを選ぶのが一番!

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