髪の毛はちょっとケアをさぼると、すぐにパサついてしまいますよね。
髪が乾燥すると、パサパサして好きなヘアスタイルがまとまらない。
そのままだと老けて見えるし、どうにかヘアケアしてツヤ髪を保ちたい!
そんな方のために、
- 髪を乾燥させてしまう8つの原因や習慣
- パサついた髪をツヤツヤによみがえらせるお手軽ケア方法
などをまとめました!
髪の乾燥を防いで、いつまでも若さを維持して下さいね♪


パサついて乾燥している髪の毛ってどんな状態?

髪が乾燥すると、パサつきや髪の絡みが目立ちますよね。
パサついている髪の毛は髪の表面だけじゃなく、内部までもが傷んでいる状態です。
髪にはいくつかの層があり、
表面にあるキューティクルが栄養と水分を包み込み、内部の毛皮質のコルテックス、毛髄質メジュラをコーティングしています。

このキューティクルが傷ついて表面に隙間ができたり、いびつな部分ができると、そこから髪にとって必要な栄養や水分が失われていってしまうんです。
すると、髪の内部に必要な栄養・水分がなくなってしまって内部がスカスカ状態に。
いわゆる髪の毛がストローのように穴が開いたようになってしまうから、栄養や水分を閉じ込めるのが出来なくなり乾燥した髪になっちゃうんです。
健康な髪の毛ならば内部に栄養も水分もぎっしり詰まってコシがあるもの。
パサついている髪の毛は中が空洞だから、弱弱しい髪の毛になって枝毛や切れ毛も発生しやすくなってしまいます。

髪を乾燥させてしまう8つの原因について

上記のように髪が乾燥すると、
- パサつきで髪がまとまらなかったり
- 静電気でバサバサになったり
と、いろんなヘアトラブルが起きちゃいます。
保湿をするためにトリートメントを使ったり、コンディショナーにこだわったりしても、どうしても髪の乾燥が落ち着かない!という人もいるかも。
そもそもどうして髪の毛って乾燥しちゃうの?
まずは髪の毛から水分が失われて、乾燥してしまう原因から!

乾燥した室内にいる
冬の空気中や、エアコンを使用している乾燥した室内にいると、髪も同様に乾燥してしまいます。
髪にとって理想と言われている湿度は60%程度なので、乾燥対策をしていない髪はすぐに乾燥してしまいます。
こういった場合はなるべく、
- クーラーや暖房が直接髪に当たらないようにする。
- 加湿器を使ったりする。
などの工夫が、髪の乾燥を防ぐための予防に必要です。
シャンプーの時に髪同士の摩擦で髪が痛んでいる
髪の毛のつややかさや、健康を守っているキューティクル。
実はこの髪の毛のキューティクルは、ちょっとした刺激で壊れてしまうほど繊細なものです。
髪の毛を洗う時に、汚れをしっかり落としたいからとシャンプーを泡立てずにガシガシと強くこすっていませんか?
すると髪の毛を守るキューティクルが傷んでパサついて、乾燥しやすい髪に。
髪の乾燥を防ぐシャンプー方法
シャンプーをする時は、シャンプー液をそのまま髪につけるのではなく、まずは手で少し泡立てましょう。
泡立てたシャンプーで髪を泡で包み込み優しく流すように洗うと、摩擦が起きにくいですよ。
シャンプー後のドライで髪同士が摩擦している
髪の毛を乾かす時にも、髪の乾燥の原因が隠れています。
ドライヤーで乾かす時も、早く乾かしたいからと髪同士をこすったり、タオルでこすってしまってはダメ。
お風呂後にキューティクルが開いて無防備な髪同士が摩擦して、お互いのキューティクルを傷つけあってしまいます。
髪の乾燥を防ぐ乾かし方
- タオルドライの時は、髪をタオルで挟み込むように吸水
- その後髪の流れに沿ってドライヤーで髪を乾かす
- 仕上げにドライヤーの冷風でキューティクルを閉じて、乾かし完了♪
ヘアカラーやパーマでキューティクルが痛んでいる
髪の毛の変化でオシャレを楽しめるもので、カラーやパーマはきっと多くの人がやっているはず。
でも、残念ながらヘアカラーもパーマも髪に刺激を与えているんです。
やり過ぎると、髪の毛を守るキューティクルが傷んでパサつきの原因に。
特に自己流で、自宅でもできるヘアカラーやパーマは髪のケアが滞りがち。
髪が傷んでいると感じる場合は、思い切ってヘアカラー・パーマをお休みしましょう。
それでもどうしても必要な時は、髪のプロ・美容師さんにトリートメントをしながらカラーやパーマをするようにお願いしましょう。

ドライヤーやヘアアイロンの使い方が悪い
髪の毛を乾かしたり、ヘアセッティングのために使うドライヤー・ヘアアイロン。
正しく使うとヘアスタイルをきれいに決めることができます。
使い方次第では、髪にツヤをだしたりサラサラヘアにすることができますが、間違った使い方を続けると乾燥ヘアになってしまいます。
高温で使いすぎるとキューティクルが開いてパサつきが出てくる原因に。
そしてヘアアイロンも高温で髪の毛をコントロールしますが、濡れたままの髪でヘアアイロンを使うと髪が傷んでしまうから気を付けて。
紫外線によるダメージ
お肌と同じように、髪だって紫外線のダメージを受けます。
夏の日差しが強い日やビーチで過ごした日は、紫外線によって髪が傷んでパサついてしまいます。
お肌を守るためのUVケアは気をつけているのに、髪の毛は紫外線にさらしたままという状況になっていませんか?

髪を乾かさずに自然乾燥させている
髪の乾燥にドライヤーの熱が悪いのでは?
とあえてドライヤーを使わずに、自然乾燥で乾かす方もいらっしゃいますが、これも髪の乾燥にはNG!
濡れた状態はキューティクルが開いているため、壊れやすい状態です。
この状態はちょっとの摩擦や刺激でキューティクルが痛むので、タオルや枕との摩擦で簡単に髪が痛んでしまいます。
この摩擦こそが、髪の乾燥に繋がってしまう原因の一つ。

髪に栄養が行き届いていない
髪の毛は人間の体の先端に位置しているから、栄養が届きにくい部分です。
いろんなヘアケア商品を使って、乾燥を防ごうと工夫をしているのに、髪の状態が変わらないという人はもしかしたら、髪の毛が栄養不足の状態かも。
髪の先まで栄養を届けるためにも、食生活を見直したり睡眠をしっかり取るといった日常生活を見直すことも髪には大事です。
髪の乾燥を防ぐお手軽ケアについて

もう乾燥してしまった私の髪の毛を生き返らせることは無理なの?と諦めるのはまだ早い!
日常でもできるお手軽ケアで、あなたの髪の毛も乾燥を防ぐことはできます。
髪の乾燥を防いで健康的な髪になりましょう!
お風呂上りのヘアケア方法について
髪の毛のケアをするなら、お風呂上りのタイミングを見逃すわけにはいかない!
髪がこすれて摩擦で傷まないよう髪を洗い、タオルドライをしたらヘアオイルや洗い流さないタイプのトリートメントを使ってみるのがオススメ。
椿油やアルガンオイルなどヘアオイルを使うと、ドライヤーの熱から髪の毛を守ることができます。
もちろん、乾燥でパサついた髪の毛の保湿効果も抜群です♪
お風呂上がりのヘアケアまとめ
- 髪が摩擦で傷まないように洗髪
- タオルドライ後はアウトバストリートメントで髪の補修・保湿
頭皮マッサージ
シャンプーをする時に、髪の毛をきれいにするのは当たり前ですが、頭皮を気にして洗っていますか?
頭皮の皮脂が毛穴に詰まっていては、健康な髪は育ちません。
また頭皮が固まってしまうと血行も悪くなります。
頭皮マッサージで頭皮を柔らかくし、血の巡りを良くして、髪をイキイキさせましょう!
このように頭皮マッサージも、髪を乾燥させないケアの一つです。
シャワーで暖かくなった頭皮を両手を使って優しくマッサージしてみて!
頭皮マッサージまとめ
- 健康な髪は健康な頭皮から!
- 綺麗で正常な頭皮環境を保ち、頭皮マッサージで血行促進!
週1回のヘアパック
シャンプーやコンディショナーを使った洗髪は、一般的に毎日か2日に1回程度の頻度ですよね。
その洗髪に、たまにでいいからご褒美を与えましょう♪
いつも使っているヘアオイルを手のひらに出したら、毛先を中心に髪に優しくなじませてください。
そして蒸しタオルを頭にぐるっと包むように巻いたら、10分程度髪にオイルが浸透するまで馴染ませます。
その後は、いつものようにシャンプーをするだけ。
それだけでも、髪の毛がしっとりしてなめらかな指通りの髪の毛に生まれ変わりますよ。
もちろんその時に頭皮マッサージをして、毛穴の汚れも一緒に落としてスッキリしちゃいましょう。
週1回のヘアパックまとめ
- 週1回はヘアオイルを毛先中心に馴染ませる
- そして蒸しタオルを頭に巻いて、オイルを浸透させる
- 頭皮マッサージも一緒にすると、毛穴の汚れもすっきりで髪の毛ウルツヤに!
乾燥改善してツヤ髪を作るヘアケア方法については、下の記事で解説しています。
天使のリングが出来るような艶髪を目指してくださいね。
紫外線対策
スプレータイプの日焼け止めを髪に吹きかけるだけで、UV対策ができます。
他にも、帽子をかぶったり日傘をさすことも髪の毛に優しく手軽にできるケアです。
この時、黒や紺といった色の濃い帽子などを選ぶと透過率が低いからオススメです。
また、常に同じヘアスタイルにしていると、同じ地肌の部分だけが日焼けしてしまいます。
紫外線を防ぐためにも、ヘアスタイルを変えて表面に出てしまう地肌の場所を変えるのも紫外線対策の方法!
頭皮が傷まないように、ヘアスタイルを変化させるのも大事です。
髪紫外線ケアまとめ
- スプレータイプの日焼け止めを髪にかけてUV対策
- 帽子や日傘で髪への直射日光を防ぎましょう。
- 色の濃いものは紫外線の透過率が低いからおすすめ
- ヘアスタイルも頻繁に変えよう!
まとめ

髪が乾燥してしまう原因や今すぐにでもできるお手軽ケアについて紹介してきました。
お肌の乾燥ケアのために保湿をしっかり気を付けていたように、髪も保湿が大事なんです。
髪が乾燥するとパサつきが起きるだけじゃなく、切れ毛や枝毛といったトラブルも。
一度傷んだ髪を完全に修復させるのは不可能ですが、日頃のちょっとしたケアで、今ある髪の毛の寿命やツヤ感は変わってきます。
健康でキレイな美髪を保って、色んなヘアスタイルを楽しみましょう♪

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